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アサヒビール大山崎山荘美術館

自然の中に佇む「アサヒビール大山崎山荘美術館」

No. 76

 空高く、澄み渡る青空に惹かれて。ちょっとオシャレをしてお出かけしましょう!本日は京都から電車で約15分、大山崎にある「アサヒビール大山崎山荘美術館」へ。

アクセス

 美術館へは最寄駅「JR京都線山崎」「阪急京都線大山崎」より徒歩約12分(無料送迎バスも有り)。

サイン

 山の麓には「天王山 登り口」の案内があります。そう、ここは「天下分け目の天王山」の舞台。
 天正10年(1582)6月に織田信長を討った明智光秀とその敵討ちを果たそうとする羽柴秀吉が戦った山崎の戦いでは、この山を制した方が天下を取ることになるとして「天下分け目の天王山」という言葉で表現されました。

マップ

 少々広域の地図ですが、南が桂川。その少し北側を電車が走っており、黄色とピンクの線が交わる左下の辺りが大山崎山荘美術館です。
 どんな美術館なのか、とっても楽しみです。

トンネル

 なんと、入り口には「琅玕洞(ろうかんどう)」というトンネル。こちらは登録有形文化財に指定されているそう。『千と千尋の神隠し』みたいで面白いですね。

エントランス

 約5,500坪の敷地があるこの美術館。登り坂を登ると、やっと門が見えてきました。「流水門」と名付けられたこの門は、かつては車のタイヤについた泥を落とすため、水が流れていたそうです。

大山崎山荘美術館

 アサヒビール大山崎山荘美術館は、関西の実業家・故加賀正太郎氏が大正から昭和初期にかけ建設した「大山崎山荘」を創建当時の姿に修復し、安藤忠雄氏設計の新棟「地中の宝石箱」などを加え、1996年4月に開館しました。

大山崎山荘美術館

 今回、美術館では「有元利夫展-物語をつむぐ」が開催中(12月10日まで)。館内もとっても素敵なのですが残念ながら撮影は禁止。

ポストカード

 有元利夫作品の皆さんへのご案内は、ポストカードで致しましょう。
 有元利夫さんの描く絵は、なんとも不思議で見るものを引き込む魅力的な世界観です。それでいて、色彩の柔らかさや、ディテールから、別世界とも言い難い、寄り添う感じを受けました。

喫茶室

 本館の二階にある喫茶室にはテラス席もあり、こちらからは絶景を見ながら喫茶ができます。もちろんアサヒビールもメニューにありますよ!

ケーキ

 早速、リーガロイヤルホテル京都 特製「有元利夫 −物語をつむぐ」限定ケーキをいただきました。
 二種類のケーキがあり、私は1977年の作品《花降る日》を表現したオリジナルケーキをチョイス。
 南イタリア原産のリコッタチーズをたっぷり使用したチーズケーキに、赤ワインで漬け込んだレーズンを混ぜ込んで焼き上げたそう。雄大な自然を見ながらのティータイムは、幸せな気分になります。

風景

 庭園より、山荘美術館の二階テラスを望んだ写真がこちら。山の中にあるのがおわかりになるかと思います。

栖霞楼

 栖霞楼(せいかろう)。

夢の箱

 本館より蘭の温室(加賀氏が蘭栽培を手がけていた)へつづいていた通路。現在は安藤忠雄設計の「夢の箱」という建物に続いています。午後の光のとっても美しい時間でした。

庭石

橡の木茶屋

 橡の木茶屋(とちのきちゃや)。非公開。

地中の宝石箱

 安藤忠雄設計の「地中の宝石箱」では、クロード・モネ、パブロ・ピカソ、ジャコメッティなどの名作も楽しめます。
 秋が深まり、紅葉の季節。自然の織りなす素晴らしい景色と、素敵な絵に出会えるおすすめの美術館です。

<ご案内>
アサヒビール大山崎山荘美術館
〒618-0071 京都府乙訓郡大山崎町銭原5-3
TEL:075-957-3123(総合案内)

(休館日、開館時間などお問い合わせください)

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