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館内

時代を楽しむ深川江戸資料館。そして馬肉料理に舌鼓。

No. 77

 池波正太郎や藤沢周平の時代小説を読むと、江戸の町並みや暮らしが身近に感じますね。ということで、今回は、江戸の面影を求めて散策しました。
 まず、訪れたのは深川江戸資料館です。

深川江戸資料館

 中に入ってみましょう。

館内

館内

 館内は江戸の町並みが再現されていて、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのようです。

館内

 ここは八百屋さんですね。展示されている野菜は季節によって変えるこだわりよう。今は秋なので、キノコやなす、南瓜など。手前にあるのはダイコン。昔のダイコンはこんなに細かったんですね。

館内

 こちらはお米屋さん。

館内

 館内は15分間で24時間を再現。音と光で、明け方・朝・昼・夕景・夜を表します。コケコッコーと一番鶏が鳴く声で一日が始まり、夕立ちや、物売りの声など、耳を澄ませばいろんな音が聞こえてきます。

館内

 お月見だんごは今よりもだいぶ大きいですね。十三夜には十三個、十五夜には十五個お供えしていたそうです。館内にはボランティアのガイドの方たちがいて、丁寧に説明してくださり、江戸の庶民の暮らしぶりがよくわかります。行ったことのない方はぜひ一度。

 つづいて清澄庭園へ。

清澄庭園

 紅葉には少し早いせいか、園内は人も少なく、ゆっくりと散策できました。

「……」。もの思いに耽っているのでしょうか。

清澄庭園

 マンションが立ち並ぶ都会のど真ん中にこんな緑豊かな場所があるんですね。

句碑

「古池や 蛙飛び込む 水の音」芭蕉の句碑がありました。
 そろそろ、というよりもう、おなかが空いてきました。最近お腹が空くまでの時間が以前より短くなってきているのが気になっています。でもでも、森下のほうまで歩いて、「桜なべ みの家本店」へ。

みの家

 明治30年創業。東京を代表する馬肉料理の専門店です。店構えに老舗の風格を感じます。入り口で靴を脱ぎます。ここで渡されるのが下足板。お会計の際に、この下足板を渡すと、靴を出してくれます。食べ逃げされないようにという、昔の人の知恵ですね。

下足板

みの家

肉さしほか

 赤いほうが肉さし(馬肉刺身)、白いほうがあぶらさしです。それぞれ食感の違いが楽しめます。赤と白を一緒に食べても美味しいですよ。

桜なべ

 こちらは桜なべです。こってりとした八丁味噌をベースにした味噌味。馬肉は煮過ぎると固くなるので、ミディアムで食べるのがおススメ。すき焼きのように生卵をくぐらせていただきます。見た目は濃そうですが、そんなことはなく絶妙なお味。百年受け継がれてきた老舗ならではの深みを感じます。ああウマかった(笑)。
 高タンパク低カロリーの馬肉は、冬は温まり、夏は夏バテ防止に最適。まさに女性の味方。
「みの家」近くには「長谷川平蔵屋敷跡」もあります。時代小説に出てくるおなじみの橋や川もあるので、古地図を持って散策すると、昔と今の変化がわかってより楽しめます。

 ちょっとおしゃれをして、江戸の風情を感じてみませんか?

■深川江戸資料館
東京都江東区白河1-3-28
開館時間 9時30分~17時
休館日 第2・第4月曜(祝祭日は開館)
    年末年始(12月29日~1月3日)

■清澄庭園
東京都江東区清澄2・3丁目
開園時間 9時~17時
休園日 年末年始(12月29日~1月1日)
入園料 一般150円 65歳以上70円

■深川 みの家
東京都江東区森下2-19-9
営業時間 平日12時~14時 16時~21時30分
     休日12時~21時30分 
定休日 毎週木曜(5~10月は第3水曜も)

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